古材を使ってパソコンデスクをリメイクする〜前編〜

古材を使ってパソコンデスクをリメイクする〜前編〜

この京町家に引っ越して来る前から使っているパソコンデスク

一人でゆったり使えるサイズがちょうどよく気に入っています。

数年前に通販で、確か6,000円くらいで買ったと思います。

しかし、この部屋に置くと机だけ少し浮いている気がします。

部屋と比べて、新しく見えるせいでしょうか。

机の天板はメラミン化粧板という樹脂製で、本物の木材と比べると
質感がツルッとしていて温かみに欠ける感じです。

鉄脚の部分も光沢があり、素材の無機質さが目立ちます。

この部屋に置いた時からずっと、いまいち合わないなぁという違和感を感じていました。

捨てるのは勿体ないので、どうにかこの部屋に合うようにしたい…

そこで今回は、このパソコンデスクを京町家に合うようにリメイクしたいと思います。

デザイン決め

まず天板を変えます。

今回はWOODPROさんで購入した薄い足場板を、既存の天板の上に貼っていきます。

この足場板は、実際に建築現場の足場として使われていた古材です。

そのため、木材の表面には汚れや傷、釘やペンキの跡が残っています。

表面は凸凹になりますが、パソコンデスクとしてなら全く問題ありません。

購入したのは足場板を厚み方向に半分にカットした物

裏面は新材のような風合いで、ほぼ平坦のきれいな面になります。

接着剤を塗ってしっかり圧着すれば、問題なく固定できそうです。

貼りパターンはヘリンボーン柄にします。

同じサイズの板を交互に斜め模様で組むと簡単にできます。

日本では杉の葉の形に似ていることから、杉綾(すぎあや)と呼ばれるそうです。

ヘリンボーン柄は、以前この部屋の床を貼り変えた際に、やってみたかったパターンのひとつ。

洋風っぽさが強かったせいか京町家の雰囲気に合わなかったため、床面に採用するのは諦めました。

机くらいの大きさなら部屋全体の雰囲気が変わってしまうこともないと思うので、今回はヘリンボーン柄に再挑戦します。

仮置き

止型スコヤを使って45°の角度で、板を仮置きしていきます。

最初のこの二枚を基準に置いていくので、動かないようにガッチリとクランプで固定しておきます。

隙間を開けないよう板を並べていきます。

手で触れる機会が多くなる手前側に、なるべく穴や凹みなどが少ない板を選びます。

板の厚みが2,3mm違っていたりするので、できるだけ段差が小さくなるように板の向きを変えてみながら並べていきます。

仮置き完了です。

いい感じなのでこの並びで接着剤で貼り付けていこうと思います。

天板を貼る

埃や汚れがあると接着力が落ちるので、足場板を一旦どかして天板表面をきれいに掃除しておきます。

接着剤は合成ゴム系の速乾ボンドを使いました。

元の天板の表面はメラミン化粧板という樹脂製。

木工用ボンドではうまく接着できない可能性があるので、こちらを用意しました。

足場板と天板の両面に薄く伸ばすように塗ります。

貼り合わせた時に木と木の隙間からはみ出したりすると、固まった後に取るのがかなり大変です。

なるべく薄く塗るようにしますが、はみ出た場合はウエスなどでしっかりと拭き取ります。

しっかり押さえて圧着

端の狭い面は、予め小さく切っておいた板を貼ります。

最初にクランプで固定した部分も貼っていきます。

周りの板はまだ固まっていないので、動かさないよう注意して固定します。

足場板を貼り終えました。

これはこれで斬新なデザインのデスクになりました。笑

足場板は無垢材なので、多少の反りがあります。

接着力の強化と反り防止のため、全面にしっかりと圧力をかけて固定する必要があります。

そこで合板を載せて、接着剤が固まるまで圧着します。

ちょうどいいサイズの合板がなかったのでこんな形に…

端はクランプで挟み、中心部にも重しを置いて圧力をかけます。

家にあった重たいものを適当に載せていって、こんな感じに。

これで24時間以上固定して乾燥させます。

次の日

しっかりとくっついているようです。

接着剤のはみ出しもなさそう。

思っていた通りにできました。

次回は縁の部分をカットしていきます。

これはこれで斬新でデザインのデスクでアリかもしれませんが。笑

You tubeで動画も公開していますのでぜひご覧ください。